伊豆市所蔵美術品デジタルミュージアム

安田靫彦(やすだゆきひこ)

明治17-昭和53年(1884-1978)

 東京生まれ。本名新三郎(しんざぶろう)。明治31年小堀鞆音(こぼりともと)に入門。間もなく同門の若い仲間たちと紅児会(こうじかい)というグループを作って、新しい日本画の研究を行った。大正3年からは横山大観(よこやまたいかん)らとともに、再興日本美術院の同人となって活躍。源義経(みなもとのよしつね)など、歴史上の人物を描いた作品に特に定評があった。昭和23年文化勲章受章。

 明治42年、修善寺温泉の旅館の主(あるじ)、相原寛太郎氏(号・沐芳(もくほう))の招きで、病気療養のため約5か月間、同氏の営む旅館に滞在。ついで44年末まで沼津で静養に努めた。沐芳氏との交流は終生続き、多くの作品が相原家に伝えられることとなった。

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相撲写生

1帖

明治42年~44年

帖・紙・墨淡彩

各 21.0cm × 27.4cm

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項羽画案

1幅

大正4年

軸・紙・墨

34.7cm × 16.0cm

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1幅

昭和3年

軸・紙・墨淡彩

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春生(いぬ)

1幅

大正11年

軸・絹・着色

42.1cm × 30.9cm

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富士

1幅

大正5年頃

軸・絹・墨淡彩

25.0cm × 17.7cm

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