鷹狩
1幅
明治末
軸・絹・着色
27.2cm × 19.9cm
元治元-昭和6年(1864-1931)
下野(しもつけ)国阿蘇(あそ)郡(栃木県)生まれ。本名桂三郎(けいざぶろう)。明治17年、川崎千虎(かわさきちとら)に入門。有職故実(ゆうそくこじつ)(古い朝廷・武家の風俗習慣などを研究する学問)の知識を身につけ、武者絵など、日本の歴史を題材とした絵を得意とした。東京美術学校教授・文展審査員・帝室技芸員・帝国美術院会員として活躍するかたわら、武具甲冑(ぶぐかっちゅう)の収集にも熱心で、国宝鎧(よろい)の修理監督も務めた。
伊豆市所蔵の「鷹狩(たかがり)」は、弟子であった安田靫彦(やすだゆきひこ)を介して修善寺に遺されたのであろうか。
鷹狩
1幅
明治末
軸・絹・着色
27.2cm × 19.9cm