王仁は、4世紀末、応神天皇の時代に百済より渡来した渡来人で、和邇吉師(わにきし)ともいう。『古事記』『日本書紀』によれば、王仁は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の師として天皇から来朝を求められたため、『論語』10巻・『千字文』1巻を携えて日本にやって来たという。画面には、菟道稚郎子が膝に巻物を広げる姿とともに、たっぷりと白い髭を蓄えた王仁の姿が描かれている。
王仁は、4世紀末、応神天皇の時代に百済より渡来した渡来人で、和邇吉師(わにきし)ともいう。『古事記』『日本書紀』によれば、王仁は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の師として天皇から来朝を求められたため、『論語』10巻・『千字文』1巻を携えて日本にやって来たという。画面には、菟道稚郎子が膝に巻物を広げる姿とともに、たっぷりと白い髭を蓄えた王仁の姿が描かれている。